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CLと独杯逃したラーム、引退の意思変わらず「よく考えて決めたこと」

2017.04.28

今季限りで引退のラーム、残り試合はブンデスの4戦のみ [写真]=Bongarts/Getty Images

 26日に行われたDFBポカール準決勝で、日本代表MF香川真司所属のドルトムントに2-3で敗れたバイエルン。準々決勝敗退となったチャンピオンズリーグ(CL)に続いて、また一つタイトルを逃すことになった。しかし、今シーズン限りでの現役引退を表明している元ドイツ代表DFフィリップ・ラームに心境の変化は起きていないようだ。ドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。

 ドルトムント戦は、左足骨折による長期離脱が発表されたドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを除けば、ほぼベストメンバーで臨んだバイエルン。前半を2-1とリードして終え、後半の立ち上がりにも決定的なチャンスを何度も作り出す。しかし追加点を奪えずにいると、69分からの5分間でドルトムントに2ゴールを許し、ホームで屈辱の逆転負けを喫した。

 以上の結果、ラームの雄姿を見られるのはブンデスリーガの残り4試合となった。心残りがあるのではないかと見る向きもあるが、同選手は「引退についてはよく考えて決めたことなんだ。だから、他の考えは自分の中にはない」と、引退の意思が変わっていないことを強調した。

 現役生活は残りわずかとなったが、「今日の結果を受け入れるのはとても難しい。でも、最後の数週間をサッカー選手として楽しめるように努力するよ」と話したラーム。納得いく形でキャリアを終えるためにも、残された最後のタイトルとなったブンデスリーガ制覇に全力を注ぐ考えを示している。

(記事/Footmedia)

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