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神戸移籍のポドルスキ、主将として独代表引退試合へ「複雑な気分」

2017.03.22

代表引退試合の記者会見に臨んだポドルスキ [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ代表は22日に行われる国際親善試合でイングランド代表と対戦する。伝統の一戦を前に行われたプレスカンファレンスにて、主役を飾ったのは代表引退試合を迎えるFWルーカス・ポドルスキ(ガラタサライ)だった。ドイツ誌『kicker』日本語版が21日に伝えた。

「素晴らしい13年間を過ごした。誇りだよ」。そう語ったポドルスキは、特に「ホームでワールドカップを戦えるというのはサッカー選手としてそうない経験だ」とコメント。

 数多くのハイライトを残したキャリアでの幕引きを前に、「最後のプレスカンファレンス、最後のチームメイトとの戦い、最後のロッカールーム。複雑な気分さ。もう全てが終わってしまう。そういった感情に襲われてしまうよ」との心情も吐露している。

 なお、日本時間28時45分(23日午前4時45分)キックオフ予定の同試合で、ヨアヒム・レーヴ監督はポドルスキをキャプテンに指名。「センセーショナルなことさ。最終戦でこれ以上のことなんてないだろう」と喜びをみせ、明日の試合を前に「美しく、感無量な瞬間が待っていることだろう」との見方を示した。

 今シーズン終了後にヴィッセル神戸加入が決まっているポドルスキは、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーと同じ2004年6月に行われたハンガリーとの親善試合で代表デビュー。これまで通算129試合に出場し、48ゴールを記録した。昨夏のユーロ2016終了後、昨年8月に代表引退を表明。同じく引退を発表していたシュヴァインシュタイガーは昨年8月31日のフィンランド戦で最終戦を飾っていたが、ポドルスキは負傷により欠場したため、別の機会で引退試合を行うことが明かされていた。

By kicker日本語版

ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

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