DFBの判決を受け入れたドルトムントは18日の第21節で南側ゴール裏を閉鎖しウォルフスブルク戦に臨む
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは13日、ドイツサッカー連盟(DFB)から下された判決に対し、異議申し立てを行わず、処罰を受け入れることを発表した。
同4日にホームで行われたブンデスリーガ第19節のライプツィヒ戦で、ドルトムントサポーターの一部が暴徒化し、ライプツィヒのファンを襲撃。負傷者が多数出ていたことに加え、キックオフ前にはドルトムントのコアサポーターが陣取る南側ゴール裏が、ライプツィヒを揶揄するバナーで埋め尽くされた。この事態を重く見たDFBは同10日、罰金10万ユーロ(約1200万円)と、「1試合限定の南側ゴール裏閉鎖」という処分を通達していた。
これによりドルトムントは、18日のブンデスリーガ第21節ヴォルフスブルク戦で、「黄色い壁」と呼ばれる約2万5000人収容可能な立ち見席をすべて空席にする。
なお、同クラブの発表によると、ウォルフスブルク戦の南側ゴール裏チケットを持つファンには、5月20日の今シーズン最終節ブレーメン戦の入場券が4月中旬に送られる予定となっており、年間シート購入者は4週間以内に所定の手続きを取れば、1試合分の額が返金されるという。
BVB akzeptiert Strafantrag des DFB-Kontrollausschusses. https://t.co/Boq8bkn4kt pic.twitter.com/v3oNtgrRLb
— Borussia Dortmund (@BVB) February 13, 2017