マインツ戦に途中出場したFW宇佐美 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が行われ、FW宇佐美貴史が所属するアウクスブルクはFW武藤嘉紀が所属するマインツと対戦。宇佐美はベンチスタートとなったが、2点ビハインドの90分から途中出場した。
今シーズンからアウクスブルクに加入した宇佐美は、ここまでリーグ戦7試合の出場。先発出場はわずかに2試合で、マインツ戦も後半アディショナルタイム7分間の出場にとどまり、ゴールも挙げずにチームも敗戦を喫した。
宇佐美は出場時間について、「短いなという印象はあります」とコメント。「なかなか左サイドも機能していませんでしたし、(交代枠を)二人使ったところで僕としてはもう少し早く出られるようにというか。後半頭から出られるような攻撃性というのをもっと練習の中から見せていかないということは日々強く感じますね」と、課題を口にした。
また、「スムーズにボールが回って右から左にいい展開があってていうシーンは今日もほとんどなかったと思うし、そういうシーンが少ない中でサイドで出るというのは、なかなか難しさもあります。でも、チャレンジはし続けないと。仕掛ける回数が少なくても仕掛けたところで完結させてしまうとかっていう、印象ですよね。そういう印象を練習の中からもっと与えていかないといけないですね」と続け、練習でのアピールを誓った。
自身のチームでの立ち位置に関しては、「僕自身はまだまだ信頼されてないと思いますし、もっともっと日頃の練習から信頼を勝ち取っていくしかない。こういう環境にいるのは間違いなくプラスだと思いますし、自分自身も切らさずにやっていく中で粘り強く練習からアピールしていって、一本チャンスを取ればという環境にはいる。それをしたたかに狙い続けていくしかないかなと」と分析した。
日本代表について問われると、「(今は)難しいですよ。まずはここでどうするかっていうところ。代表に戻って代表で試合に出てっていうところよりも、ここでどう結果を出していくかってところの方がハンパじゃなく難しいと思います」と、クラブでの活躍が第一だと強調した。
By サッカーキング編集部
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