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バイエルンが首位攻防戦で貫禄の完勝…チアゴら3発で好調ライプツィヒ下す

2016.12.22

バイエルンがライプツィヒとの首位攻防戦を制した。 [写真]=Getty Images for FC Bayern

 ブンデスリーガ第16節が12月21日に行われ、バイエルンがホームでライプツィヒに3-0で勝利した。

バイエルン 3-0 ライプツィヒ

 ともに勝ち点36で迎えた1位バイエルンと2位ライプツィヒの首位攻防戦。試合はカウンターで虎視眈々と得点を狙うライプツィヒに対し、バイエルンがボールをキープしながら積極的に攻める。14分にドグラス・コスタのドリブルからチャンスを作ると、17分には右サイドの深い位置でボールを受けたフィリップ・ラームのクロスから早くも先制点が生まれる。ニアサイドで合わせたロベルト・レヴァンドフスキのシュートは右ポストを叩いたが、こぼれ球をチアゴ・アルカンタラが押し込んだ。

チアゴ・アルカンタラ

先制点を決めたチアゴ・アルカンタラ(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 攻撃の手を緩めないバイエルンは25分、高い位置でボールを奪ったレヴァンドフスキからチアゴへとつなぎ、最後はエリア内に走り込んだシャビ・アロンソがゴール左下に蹴り込み、早々にリードを2点に広げる。

 30分にはバイエルンのカウンターを危険なタックルで止めたエミル・フォルスベリが一発退場。ライプツィヒは前半のうちに攻撃の核の一人を失ってしまう。前半終了間際にはバイエルンが試合を決定づける3点目。45分、マッツ・フンメルスのロングパスに抜け出したD・コスタがエリア内でGKペーテル・グラーチに倒されてPKを獲得。これをレヴァンドフスキがしっかりとゴール右下に沈めた。

エミル・フォルスベリ

フォルスベリの一発退場で試合の行方が大方決まった。 [写真]=Bongarts/Getty Images

 苦しくなったライプツィヒはハーフタイムにナビ・ケイタに代えてドミニク・カイザーを投入し反撃を試みるが、後半もバイエルンのペースは変わらない。79分には右サイドを深くえぐったD・コスタの折り返しからフリーのフアン・ベルナトがシュート。86分にはエリア手前で得たFKからコスタが直接狙う。

 ライプツィヒは4点目こそ許さなかったが、良いところなく今季2敗目。首位決戦で快勝を収めたバイエルンが単独首位で年内の日程を終えた。

【得点】
バイエルン:チアゴ・アルカンタラ(17分)、シャビ・アロンソ(25分)、ロベルト・レヴァンドフスキ(45分)

【ラインナップ】
バイエルン(4-2-3-1)
マヌエル・ノイアー;フィリップ・ラーム、ハビ・マルティネス、マッツ・フンメルス、ダヴィド・アラバ(67分 フアン・ベルナト);アルトゥーロ・ビダル(75分 ジョシュア・キミッヒ)、シャビ・アロンソ;アリエン・ロッベン(46分 フランク・リベリー)、チアゴ・アルカンタラ、ドグラス・コスタ;ロベルト・レヴァンドフスキ

ライプツィヒ(4-4-2)
ペーテル・グラーチ;ベルナルド、シュテファン・イルサンカー、ヴィリ・オルバン、マルツェル・ハルステンベルク;マルセル・ザビッツァー(82分 オリヴァー・バーク)、ナビ・ケイタ(46分 ドミニク・カイザー)、ディエゴ・デンメ、エミル・フォルスベリ;ユスフ・ポウルセン、ティモ・ヴェルナー(59分 ダヴィー・ゼルケ)

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