負傷離脱が続くマインツFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
負傷離脱しているマインツFW武藤嘉紀だが、11月の代表ウィーク中にも練習復帰が見込まれているという。ドイツ誌『kicker』日本語版が2日に伝えた。
武藤は、9月29日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節のカバラ(アゼルバイジャン)戦で負傷。右ひざの内側側副じん帯断裂と診断され、離脱を強いられている。
6日のブンデスリーガ第10節ライプツィヒ戦を最後に代表ウィークに突入するが、武藤はその中断期間中にも練習復帰が見込まれているという。しかし、クラブのルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツ・ディレクター)は同選手について「復帰までに、それから2週間はかかるだろう」とコメント。練習合流後も試合復帰にはさらに時間だ必要と見込んでいる。
また、同SDは不測の事態に備えてFWの市場にも目を光らせているというが、「武藤は良い形でこれているし、(同じく負傷離脱中のFWエミル・)ベルグレーンもいい感覚を覚えていると話していたよ」と期待をよせている。
FW陣に不安を抱えるマインツは、リーグ戦のほか、DFBポカールやELによりタフなスケジュールを強いられているが、その中でほぼフル出場を続けている選手の一人が、コロンビア人FWジョン・コルドバだ。
武藤とベルグレーンの負傷離脱により、まさに最前線で孤軍奮闘が続くコルドバについて、マルティン・シュミット監督は「確かに2人のFWがいてくれたらと思う。それならもっとフレッシュな状態にあるだろう」と語った。
その一方でシュミット監督は、アルゼンチン人FWパブロ・デ・ブラシスやオーストリア代表FWカリム・オニシウォも起用。しかし、3日に行われるELグループステージ第4節のアンデルレヒト戦でも、コルドバの出場が見込まれている。
By kicker日本語版