2016.11.01

かすむバイエルンの背中。独メディアが分析するドルトムント不振の原因

シャルケとの“ダービー”でスコアレスドローに終わったドルトムント [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、29日に行われたシャルケとのルール・ダービーが0-0の引き分けに終わったことで、リーグ戦では4試合連続で勝利から見放されている。こうした中、ドイツ紙『ビルト』は特集記事を掲載し、不振の原因として以下の2点を挙げている。

■フンメルスの移籍
ディフェンスラインから正確な長短のパスを供給していたドイツ代表DFマッツ・フンメルスが昨シーズン終了後にバイエルンへ移籍したことで、攻撃のバリエーションが減ってしまった。また、主将として強いリーダーシップを発揮していたフンメルスの移籍は、戦術面だけでなくチームのまとまりにも影響を及ぼしている。

■対戦相手によるヴァイグルへの徹底マーク
ドルトムントの中で試合中に最も多くボールに触っているのは、中盤のアンカー役を担っているドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルなのだが、彼の調子が悪いとチーム全体のパフォーマンスも低下する傾向にある。このことに気付いた他チームが、今までよりもヴァイグルに対して厳しくプレスをかけに行くようになった。その証拠に、昨シーズンまでと比較してヴァイグルの被ファウル数は増えている。なお、昨シーズンは1年を通して51だった被ファール数が、今シーズンはすでに24となっている。

 シーズン開幕前、ドルトムントはブンデスリーガ5連覇を目指すバイエルンにとって最大のライバルになると目されていた。しかし首位バイエルンとの勝ち点差はすでに8ポイントも開いてしまっており、苦しい状況に追い込まれている。

(記事/Footmedia)

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