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ドイツ代表、レーヴ監督と2020年まで契約更新「ブラジルでの成功をロシアでも」

2016.11.01

契約延長にサインをしたドイツ代表のレーヴ監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツサッカー連盟(DFB)は31日、同代表チームを率いるヨアヒム・レーヴ監督との契約を2020年まで延長したことを発表した。

 現在56歳のレーヴ監督は、選手時代はドイツやスイスのクラブチームでプレー。現役引退後はドイツやスイスの複数のクラブで指揮を執った後、2004年からドイツ代表のアシスタントコーチとなり、2006年にユルゲン・クリンスマン前監督の辞任に伴い、指揮官に就任した。

 2008年のユーロでは準優勝、2010年の南アフリカ・ワールドカップでは3位、2012年のユーロでも3位と安定した成績を残した。そして、2014年のブラジル・ワールドカップでは遂に優勝を果たし、ドイツを24年ぶりに世界一へと導いた。

 これまでの契約では2018年のロシア・ワールドカップまでとなっていたが、今回の契約延長でユーロ2020までチームを指揮することで合意している。なお、レーヴ監督はこれまでに通算141試合を指揮し、94勝23敗23分けと勝率は66パーセントを超えている。

 DFBのラインハルト・グリンデル会長は、同監督の契約延長に際し、「ヨアヒム・レーヴより良い監督は想像できないと、私はずっと強調してきた。彼は何年にも渡って、情熱と高いプロ意識をもってチームを成熟させてきたね」と、手腕を絶賛した。

 また、レーヴ監督は「我々はブラジル・ワールドカップでの成功をロシアで確固たるものとしたい。チームや選手たちが成長することに喜びを感じている」と、ロシア・ワールドカップでの成功を誓った。

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