シャルケ戦でプレーするヘルタ・ベルリンの原口(左) [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第3節が18日に行われ、日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとDF内田篤人が所属するシャルケが対戦した。
リーグ戦連勝スタートを切ったヘルタ・ベルリン。今節は、2戦2敗と最悪の船出となったシャルケをホームに迎え、3連勝を目論む。ヘルタ・ベルリンの原口はリーグ戦3試合連続となる先発出場。シャルケの内田はベンチ外となった。
試合開始から両チームともにチャンスを作れない時間が続く。迎えた24分、ヘルタ・ベルリンはCKのセカンドボールを拾ったウラジミール・ダリダが右足でミドルシュート。しかしボールはポスト左へ外れた。
対するシャルケは31分、エリック・マキシム・チュポ・モティングがエリア左を強引に突破。DFをかわしてシュートまで持ち込んだが、これは枠をとらえることができなかった。
続く37分、シャルケはCKのチャンスにナウドが頭で合わせた。しかしこれもシュートは枠を外れる。結局このままスコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半に入って61分、左サイドのタッチライン際でボールを持った原口が中央へカットイン。エリア内へ進入し、そのまま右足を振りぬいた。だがボールはクロスバーの上へ外れる。
しかし直後の64分、ヘルタ・ベルリンが先制点を挙げる。ペテル・ペカリークが右サイドの高い位置でボールを奪うと、エリア右のミッチェル・ヴァイザーへラストパス。ヴァイザーはダイレクトで右足を振りぬき、サイドネットへ突き刺した。
さらに74分、ヘルタ・ベルリンはハーフライン付近でボールを奪うと、ヴァイザーが浮き球のパスを供給。これを走りこんだヴァレンティン・シュトッカーがトラップし、そのまま左足でシュートを打つ。ボールはGKラルフ・フェアマンの手を弾き、ゴールへ吸い込まれた。
その後も試合全体を支配したヘルタ・ベルリン。シャルケの攻撃陣をシャットアウトし、2-0の完封勝利を収めた。ヘルタ・ベルリンはこれで開幕から3連勝。シャルケは対照的に開幕3連敗スタートとなった。なお、原口はフル出場を果たしている。
次節、ヘルタ・ベルリンは敵地でバイエルンと、シャルケはホームでFW大迫勇也のケルンと対戦する。
【得点者】
1-0 64分 ミッチェル・ヴァイザー(ヘルタ・ベルリン)
2-0 74分 ヴァレンティン・シュトッカー(ヘルタ・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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