シャビ・アロンソ(一番左)の得点などでバイエルンが勝利を収めた [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第3節が17日に行われ、バイエルンとインゴルシュタットが対戦した。
開幕から2連勝とリーグ5連覇へ向けて好スタートをきったバイエルン。今節は、ここまで勝利のないインゴルシュタットをホームに迎えた。先発にはフランス代表FWキングスレイ・コマンが名前を連ねたほか、13日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のロストフ(ロシア)戦で2ゴールを挙げたドイツ代表MFジョシュア・キミッヒもメンバー入りを果たした。
試合開始から8分、インゴルシュタットは左サイドをドリブルで駆け上がったマシュー・レッキーがスルーパス。これに走りこんだダリオ・レスカーノがエリア内でトラップしシュートを打つと、ボールはGKマヌエル・ノイアーの股を抜き、ネットを揺らした。バイエルンは今シーズンのリーグ戦で初失点を献上したこととなった。
それでも直後の15分、バイエルンがすぐさま同点に追いつく。敵陣でアルトゥーロ・ビダルが相手選手にタックルし、こぼれ球をフランク・リベリーが拾う。すぐさま、ディフェンスラインの裏へ抜けたロベルト・レヴァンドフスキにパスを出すと、レヴァンドフスキはGKエリアン・ニュランドの動きを見てループシュート。ボールはゴールへ吸い込まれた。
しかしその後、バイエルンはチャンスを作れず、1-1のままハーフタイムへ突入する。
後半開始とともにバイエルンは、コマンに代えてドウグラス・コスタを投入した。すると50分、バイエルンはピッチ中央でフリーとなったシャビ・アロンソが思い切り右足を振りぬく。すると、弾道の低いシュートはゴール左下へ突き刺さり、逆転に成功した。
逆転を許したインゴルシュタットは68分、エリア付近でショートパスをつなぐと、スルーパスに反応したルーカス・ヒンテルゼーアがGKノイアーとの1対1を迎える。しかしシュートはわずかにポスト右へ外れ、ネットを揺らすことはできなかった。
すると84分、左サイドのリベリーからボールを受けたラフィーニャが、エリア外でトラップし、そのままシュート。これが左サイドネットを揺らし、試合を決定づける3点目を決めた。
結局試合はこのままタイムアップ。バイエルンが先制点を奪われながらも3ゴールを叩き込み、リーグ戦3連勝を飾った。
次戦、バイエルンは21日に日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと、インゴルシュタットは20日に日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトとそれぞれホームで対戦する。
【得点者】
0-1 8分 ダリオ・レスカーノ(インゴルシュタット)
1-1 12分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2-1 50分 シャビ・アロンソ(バイエルン)
3-1 84分 ラフィーニャ(バイエルン)