2ゴールの活躍でチームを勝利に導いた原口元気 [写真]=City-Press via Getty Images
プレシーズンマッチが6日に行われ、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとアルジャジーラが対戦した。
4日に行われたヨーロッパリーグ(EL)3回戦セカンドレグでブロンビーに屈し、敗退となってしまったヘルタ・ベルリン。だが、20日にはDFBポカール、28日にはブンデスリーガ開幕戦が控えており、EL敗退のショックを払拭してチーム作りを続けていかなければならない。ブロンビー戦で出場機会のなかった原口は右サイドで先発起用された。
試合は18分にヘルタ・ベルリンが先制する。左サイドから攻撃を仕掛けると、エリア手前中央でパスを受けたユリアン・シーバーが左足のミドルシュートをゴール左上に蹴り込んだ。しかし34分に同点ゴールを許したヘルタ・ベルリンは、続く36分にもPKから失点。前半は1点のビハインドで折り返す。
すると1-2で迎えた試合終盤に原口が躍動する。81分、スルーパスでディフェンスラインの裏を取った原口はドリブルでエリア手前まで持ち込み、右足インサイドのシュートをゴール右隅に流し込んだ。さらに直後の82分、高い位置でボールを奪った原口が味方選手に預けてエリア手前中央に走り込む。ここでリターンパスを受けると、鋭いキックフェイントで相手DFをかわし、右足のミドルシュートをゴール左に決めた。
試合はこのまま3-2で終了。フル出場の原口が2ゴールの活躍を披露し、ヘルタ・ベルリンが勝利を収めた。
【スコア】
ヘルタ・ベルリン 3-2 アルジャジーラ
【得点者】
1-0 18分 ユリアン・シーバー(ヘルタ・ベルリン)
1-1 34分 ハルファン・ムバラク(アルジャジーラ)
1-2 36分 ムバラク・ブスファ(PK)(アルジャジーラ)
2-2 81分 原口元気(ヘルタ・ベルリン)
2-3 82分 原口元気(ヘルタ・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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