今夏バイエルンに復帰したフンメルス [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが5日、7年ぶりに復帰したバイエルンで新シーズンに向けて始動した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
バイエルンの下部組織出身の同選手は、2008年に実戦経験を積むためにドルトムントへとレンタル移籍。しかし翌年には移籍金約400万ユーロ(約5億円)で完全移籍をすると、ドルトムントではブンデスリーガ2度、DFBポカール1度、さらチャンピオンズリーグ準優勝も達成。ドイツ代表でも主力にまで飛躍を遂げた。
そしてバイエルンは、元ドイツ代表のローター・マテウス氏曰く「(ジェローム・)ボアテングとの世界最高のセンターバック」を形成するため、3800万ユーロ(約43億円)を投じて同選手を復帰させることに成功。
5日にフンメルスは「フィジオセラピストや職員たちと、こんにちはと言われるのではなく、おかえりと再会するのはとてもいいことだ」と喜びをみせ、バイエルンでの第2章に向けて、再び動き出した。
なおフンメルスのお披露目は6日に本拠地のアリアンツ・アレーナにて開催。最初の公式戦は14日に行われるドイツ・スーパーカップで、さっそく古巣ドルトムントと対戦する。

加入会見に出席したフンメルス(中央左)とR・サンチェス(同右) [写真]=Bongarts/Getty Images