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武藤嘉紀が復活へ…順調回復に唸るマインツ指揮官「遅れを取り戻した」

2016.07.26

昨シーズン、初挑戦のブンデスリーガで20試合出場7ゴールを記録した武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ちょうど1年前のマインツでは、FC東京から加入した期待の新戦力、武藤嘉紀フィーバーにファンもメディアも湧いていた。今年は負傷による長期離脱から静かに復活を目指す日本代表FWだが、マルティン・シュミット監督は「びっくりするほどの進展をみせているよ」と回復具合に驚きを感じていることを明かした。ドイツ誌『kicker』日本語版が25日に伝えた。

 昨年2月6日のハノーファー戦で右ひざの外側側副じん帯を部分断裂し、復帰を目指していた3月にも同箇所を痛めそのままシーズンを終えた武藤。長期離脱のため、当然ながら復調にも時間を要するもので、9月はじめに万全になることを視野にいれながら6月末にチーム練習へと復帰した。だが、「いきなり、良いレベル」でのパフォーマンスを披露しているとシュミット監督は称賛。「米国ツアーでのどのテストマッチでも、45分間のプレーはもういけるというところを見せているね」と続けた。

 武藤は昨シーズン前半戦で主にプレーしたトップをはじめ、セカンドトップ、両ウィング、さらには今回の米国ツアーではトップ下としてもプレー。指揮官は「すでにキャンプ終盤では、遅れを取り戻していた」との見方を示しており、昨シーズン前半戦だけで7得点をマークした武藤の復活に向け、「まもなくして、かつての彼の姿を見せてくれると思う」と期待を寄せている。

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