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長谷部所属のフランクフルト、腫瘍摘出のルスが3カ月後に練習復帰へ

2016.07.17

5月に腫瘍摘出手術を受けたフランクフルトDFルス [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのドイツ人DFマルコ・ルスが、数カ月後にトレーニングへ復帰できる見通しとなった。

 15日、ドイツ紙『ビルト』が報じたところによると、ニコ・コヴァチ監督と主将のドイツ人MFアレクサンダー・マイヤーが数日前にルスと直接電話で話をしており、同監督は「2回目の化学療法もうまくいった。3回目はもう必要ないとのことだ。マルコの気分も良好だと聞いている。3~4カ月後、再びトレーニングを開始できることを願っている」とコメントしたという。

 ルスは今年5月、ブンデスリーガの試合後にドーピング検査を受けたところ、数値に異常が見られ再検査。『ビルト』紙によれば悪性腫瘍が見つかったのは片側の睾丸で、5月下旬の手術でこれを摘出している。

 フランクフルトのフレディ・ボビッチ社長はドイツ紙『ヴェルト』に対し、「彼は我々にとって信頼できるパートナーだ。今の状況を、彼と一緒に乗り越えたい」と話しており、今後もルスを全面的にバックアップしていく構えだ。

By サッカーキング編集部

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