ボルシアMG復帰が決まったMFクラマー [写真]=Borussia Moenchengladbach via Getty Images
ボルシアMGは8日、レヴァークーゼンに所属するドイツ人MFクリストフ・クラマーの獲得を発表した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
クラマーが約1年ぶりにボルシアMGへと復帰することとなった。移籍金は1500万ユーロ(約18億2000万円)で、契約期間は2021年まで。
「1年前には残念ながら見送るしかなかったが、今度はボルシアMGへと復帰させることができてとても嬉しいよ」と、マックス・エベールSD(スポーツ・ディレクター)は喜びをみせ、さらに「彼はチームのこともクラブのことも知っているし、彼の持つ経験と人間性は、この若いチームの中で重要な役割を果たしてくれるものだよ」と期待感を示している。
レヴァークーゼンからのレンタルという形で2013〜2015年までボルシアMGにてプレーした同選手は、その精力的なプレーで一気にドイツ代表にまで駆け上がり、2014年のブラジル・ワールドカップ決勝では先発として出場。その後、レンタル元であるレヴァークーゼンは同選手を復帰させたが、ロジャー・シュミット監督のサッカーにはうまくフィットせず、今夏のユーロ2016への出場を逃す結果となった。
ボルシアMGでは、アーセナルへと移籍したスイス代表MFグラニト・ジャカの後釜として中盤を支えることが期待されている。攻撃的なU-21ドイツ代表MFマフムド・ダフードと、精力的でアグレッシブにボールを奪いにいく戦術的規律に長けたクラマーとの組み合わせはマッチすることだろう。
By kicker日本語版