DFBポカールを制覇し、選手たちに胴上げされるグアルディオラ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
DFBポカール決勝が21日に行われ、バイエルンは日本代表MF香川真司が所属するドルトムントにPK戦の末勝利した。試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督がインタビューに応え、コメントを大手メディア『ESPN』が21日、伝えている。
この試合は、今シーズン限りでの退任が決定しているグアルディオラ監督にとってバイエルンでのラストゲーム。両チームとも得点を奪うことができず90分が経過すると、延長戦に入ってもゴールは生まれず勝負はPK戦に持ち込まれた。後攻のバイエルンは3-3と同点の場面で5人目のブラジル代表MFドゥグラス・コスタが成功。4-3として2シーズンぶりの同大会優勝を果たした。
グアルディオラ監督は「このトロフィーで、ファンをハッピーにすることができるね」と優勝を喜びつつ、「明日か明後日になれば、バイエルンはいつものように、また勝利へと歩まなければならない」とクラブの将来についてコメントしている。
バイエルンを率いた3年間ではブンデスリーガを3連覇し、DFBポカールを2度制覇した。「タイトルは数字に過ぎないんだ。もちろんその点で言えばうまくいった」とコメントした上で「このクラブで毎日仕事をしたことは素晴らしい経験だった。特に選手たちとね。(会えないことが)寂しくなるだろう」と、ともに戦ったプレーヤーたちへの想いを明らかにしている。
来シーズンからはカルロ・アンチェロッティ監督が指揮をとることが決定しているバイエルン。最後の試合で有終の美を飾ったグアルディオラ監督は「これからのバイエルンに、幸運を祈っているよ」とエールを送った。
By サッカーキング編集部
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