CLユヴェントス戦をスタンドで観戦したジェローム・ボアテング [写真]=Bongarts/Getty Images
現在、負傷離脱を強いられているバイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、4月中旬頃に復帰する見通しが立ったことが判明した。ドイツ誌『キッカー』日本語版が伝えた。
内転筋の筋束の断裂から復帰を目指しているボアテング。すでに軽めのランニングメニューをこなしており、復帰時期としては4月中旬を見据えているところだ。
「4月の真ん中にまたプレーできるよう願っているよ」と、27歳のドイツ代表DFは語った。もしもこれが実現するならば、ブンデスリーガ史上初のリーグ戦4連覇に向け、バイエルンはラストスパートで守備の要が復帰を果たすことになる。
さらに今夏にユーロ2016を控えるドイツ代表にとっても朗報だ。
今年1月に行われたハンブルガーSV戦で負傷したボアテングは、現在は軽めのランニングメニューをこなしている段階であり、21日には検査を受けて今後の負担のかけ方についてチェックする。
先日、ボアテングは「我慢を強いられたよ、特に最初の4週間は本当に辛かった」と『キッカー』に対して語っていた。リスクはおかさない考えも強調しているが、早ければ4月13日に行われるベンフィカとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、もしくは勝ち進んだ場合に4月下旬のCL準決勝にもピッチに立っている可能性はあるだろう。
By kicker日本語版