ガラタサライでプレーするポドルスキ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
史上最多5度のワールドカップ出場、ドイツ代表歴代最多出場など、現役時代に数々の金字塔を打ち立てたローター・マテウス氏が、今夏フランスで開催されるユーロ2016へ出場するドイツ代表メンバーについて言及した。
同氏はドイツ誌『スポーツビルト』に寄稿しているコラムの中で、「もしルーカス・ポドルスキが出場メンバーから外れたら、私は嬉しく思うだろう。ドイツ代表126試合出場というキャリアではなく、現在のパフォーマンスで選出するべきだ。私は、ポドルスキよりもフレッシュでスピードのある選手を左MFのポジションで見てみたい」と記し、現在ガラタサライに所属するルーカス・ポドルスキは、同代表メンバーの水準に達していないとの考えを明かした。
しかし、そう記しながらもマテウス氏は、同代表で10年以上にわたってプレーしているという事実が、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督の判断に大きく影響するとも見ており、「レーヴとポドルスキは長い間一緒に仕事をしてきた。そのため、監督が彼を選出する可能性は非常に高い」とした。
現在、バイエルンに所属するDFジェローム・ボアテング、ホルガー・バトシュトゥバーという2人のドイツ代表CBが負傷離脱中。同氏は「レヴァークーゼンのヨナタン・ターは、20歳という年齢にも関わらず高い能力を証明している。彼はユーロに招集されてしかるべきだ」と、最終ラインの中央を任せられる新戦力の名前を口にしている。
By サッカーキング編集部
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