シャルケ戦にフル出場した原口元気(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第26節が11日から13日にかけて行われ、日本代表FW原口元気が所属する3位ヘルタ・ベルリンは勝ち点1差で4位につけるDF内田篤人所属のシャルケと対戦し2-0で勝利を収めた。原口はフル出場を果たし、内田は負傷離脱中のためメンバー外となった。
42分にFWボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWヴェダド・イビシェヴィッチの先制点をアシストした原口に対し、スポーツサイト『Sportal.de』は先制点アシストの動きを評価したが、採点は「3」の平均的な点数となった。(最高1点、最低6点)
12日の試合では日本代表MF山口蛍、同DF酒井宏樹、MF清武弘嗣が所属する最下位ハノーファーと、FW大迫勇也の所属する12位ケルンが対戦し、ケルンが2-0で勝利した。清武と酒井はフル出場を果たし、大迫は89分から途中出場。山口は出番がなかった。
清武、酒井ともに地元紙『Hannoversche Allgemeine Zeitung』は「4」の低い点数がついている。
各選手の採点と寸評は以下の通り。
■原口元気
対シャルケ(2-0○)フル出場
『Sportal.de』
採点:「3」
寸評:ゴール前での動きは、効果的だった。先制の場面では、(ジョエル・)マティプのスライディングをかわしてイビシェヴィッチにパスを出し、ゴールをアシスト。2つ目のアシストとはならなかったが、76分にも、ゴール前でフリーだったイビシェヴィッチへパスをつないでいる。競り合い26回という数字は、最も勤勉だった選手の1人に数えられる。
■清武弘嗣
対ケルン(0-2●)フル出場
『Hannoversche Allgemeine Zeitung』
採点:「4」
寸評:毎試合、同じ展開。ビルトアップにおいて、この小さな日本人選手が全てを背負ってしまっていることで、彼のクォリティの高さにもかかわらず、荷が重すぎた。彼にしては、パスミスが多かった。
■酒井宏樹
対ケルン(0-2●)フル出場
『Hannoversche Allgemeine Zeitung』
採点:「4」
寸評:典型的な酒井だった。攻撃ではまずまずの動きをするも、クロスは下手で、戻りの動きでもポジショニングのミスがあった。とはいえ、少なくとも試合には絡んでいた。
By サッカーキング編集部
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