インゴルシュタット戦にフル出場した長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が5日に行われ、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトとインゴルシュタットが対戦した。
リーグ戦6試合白星がなく、16位と苦戦を強いられているフランクフルト。降格圏脱出に向け、ホームゲームで勝ち点3を獲得したいところ。長谷部は5試合連続で先発に名を連ねた。
試合は8分にインゴルシュタットの得点で動く。エリア内左に放り込まれたロングボールに対応したDFダヴィド・アブラームが手でボールに触れてしまい、主審はハンドの判定。このPKをモリッツ・ハルトマンがゴール左隅にきっちり決めて、インゴルシュタットが先制に成功した。
フランクフルトが同点に追い付いたのは69分。左CKをショートでリスタートすると、マルコ・ファビアンが右足でクロスを供給。これをゴール前のマルコ・ロスが頭で流し込み、試合は振り出しに戻る。
74分にはインゴルシュタットのパスカル・グロスがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、フランクフルトが数的優位に立つ。しかし、残り時間で逆転ゴールを奪うことはできず、試合は1-1のまま終了。フランクフルトは勝ち点1を獲得するにとどまり、7試合勝利なしとなった。なお、長谷部はフル出場している。
次節、フランクフルトは12日に敵地でボルシアMGと、インゴルシュタットは同日にホームでシュトゥットガルトと対戦する。
【スコア】
フランクフルト 1-1 インゴルシュタット
【得点者】
0-1 8分 モリッツ・ハルトマン(PK)(インゴルシュタット)
1-1 69分 マルコ・ロス(フランクフルト)