武藤(右)の獲得を実現させたハイデル氏(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは21日、同FW武藤嘉紀が所属するマインツでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏の招へいを発表した。両クラブが公式HPで伝えている。
1992年からの24年間をマインツで過ごしたハイデル氏。2013年に日本代表FW岡崎慎司(現レスター)、2015年には武藤の獲得に動き、実現させた。2001年には、のちにドルトムントやリヴァプールを指揮することとなるユルゲン・クロップ監督を就任させ、指揮官としてのキャリアをスタートさせた。
シャルケは、ハイデル氏が来シーズンから同クラブのSDに就くと発表。クレメンス・テンニース会長は「クリスティアン・ハイデルには疑いようのない知識と経験、実績のあるリーダーシップ、ポジティブなオーラがあり、シャルケにふさわしい人材だと確信している」とコメントした。なお、今シーズンが終了するまでは現職のホルスト・ヘルト氏がSDを継続することも伝えている。