同僚との衝突が報じられたDFシェーファー [写真]=Bongarts/Getty Images
ヴォルフスブルクに所属する選手の中で最古参の元ドイツ代表DFマルセル・シェーファーが、練習中にチームメイトと衝突した。9日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
今シーズンのチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに駒を進めたヴォルフスブルクも、ブンデスリーガでは昨年11月21日の第13節ブレーメン戦以来、7試合連続で勝ち星がない。6日に行われた第20節のシャルケ戦でも良いところなく0-3で完敗。ディーター・ヘッキング監督は8日、予定していたオフを急遽取り消し、練習に変更している。
同紙によると、ヘッキング監督は選手たちを2チームに分けてゲーム形式の練習を70分間実施した際にケンカが起きたという。1件目はシェーファーとイタリア代表MFダニエル・カリジューリで、「どちらのスローインか」が発端だった。しかし、カリジューリは『ビルト』に対し、「選手なら誰だって、スローインが自分たちのものだと主張するものだ。でも問題ない。もう僕たちはお互いに笑いながら話しているし、団結しているよ」とコメントしている。
ただし、シェーファーはその後、今度は同じチームに入った元ブラジル代表DFナウドと、意見の食い違いにより激しく口論をしたと伝えられている。なお、ブラジル代表MFルイス・グスタフォは同紙に対し、「僕たちはみんなチームメイトで、監督がボスだ。監督が決めたことを尊重しなければならない。僕は意見を言うべきではない。口を閉じて、自分の仕事をするだけだ」と、話している。
シェーファーは1984年生まれの31歳。2007年夏からヴォルフスブルクでプレーし、現在、所属9シーズン目を迎えている。今シーズンはブンデスリーガ第20節終了時点で8試合に出場している。
By サッカーキング編集部
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