5点目を決め喜ぶレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images for FC Bayern
バイエルンは22日に行われたブンデスリーガ第6節でヴォルフスブルクと対戦し、5-1で勝利を収めた。この試合に後半から出場したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが同リーグ史上最速となるわずか9分間で5ゴールを挙げチームを勝利に導いている。試合後、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えた。
ヴォルフスブルクに先制を許して迎えた後半開始からピッチに立ったレヴァンドフスキは51分に同点弾をマークすると、ここから圧巻のゴールショーを披露。直後の52分に右足ミドルシュートでネットを揺らすと、55分には自身のシュートのこぼれ球を押し込み、3分22秒でハットトリックを達成。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』によると、これは1991年にデュイスブルクでプレーしていたドイツ人FWミヒャエル・トニエス氏がマークした6分間を抜いてブンデスリーガ史上最速のハットトリックとなった。
止まらないレヴァンドフスキはその2分後の57分、ゴール前でクロスボールに合わせて4点目を記録。リーグ史上最速となる5分42秒で4ゴールを奪った。そして最後は60分、豪快なジャンピングボレーをゴールに突き刺しゴールショーを締めくくると、1点目から8分59秒で5得点をマークし、こちらもリーグ史上最速記録となった。
なお、同サイトによるとブンデスリーガで1人の選手が1試合に5ゴールを決めたのは、ハットトリックの最速記録を保持していたトニエス氏が1991年に記録して以来、24年ぶりのこと。
レヴァンドフスキは試合後、「まったく信じられないよ」と自らの偉業に驚きの様子で話すと、「シュートを打つたびにゴールが決まったんだ。信じられない。でも、本当に満足している。僕にとって忘れられない夜になったよ」と喜びを表している。
By サッカーキング編集部
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