ケルン戦で指示を送るファーヴル監督 [写真]=Borussia Moenchengladbach via Getty Images
ボルシアMGは20日、チームを率いていたリュシアン・ファーヴル監督が辞任したことを公式サイトで発表した。
昨シーズンはバイエルン、ヴォルフスブルクに次ぐ3位と好成績を収め、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したボルシアMG。しかし今シーズンは厳しい戦いを強いられると19日にFW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンに0-1で敗れまさかの開幕5連敗を喫している。
同サイトによるとファーヴル監督はケルンに敗れた試合後、クラブに辞任の意を伝えたという。ボルシアMGのマックス・エベールSD(スポーツ・ディレクター)は、「我々は以前と変わらず、リュシアンがチームにとって最適な人物だと考えていた。ともに、今直面している困難な状況を抜け出せると信じていたんだ。4年半、一緒に成功を勝ち獲った彼との時間が終わることを悲しく思う」と続投を望んでいたことを明かした。
スイス出身の同監督は、2007年に現在日本代表FW原口元気が所属しているヘルタ・ベルリンの指揮官に就任。2008-09シーズンには同クラブを4位に導いた。その後、2011年2月に当時ブンデスリーガで最下位に沈んでいたボルシアMGの監督を引き受けると、残り12試合で勝ち点20を獲得しチームの残留を実現させていた。
なお後任監督は明かされておらず、クラブは21日に詳細を発表すると伝えている。
By サッカーキング編集部
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