(左から)長谷部、清武、酒井宏 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガは18日から20日にかけて各地で第5節が行われた。地元紙が、日本人選手の採点と寸評を掲載している。
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠は19日に行われた同DF酒井高徳が所属するハンブルガーSV戦に先発出場し後半アディショナルタイムまでプレー。地元紙『Frankfurter Rundschau』は長谷部にやや低評価となる「4」をつけた。なお、酒井高は出場していない。
同代表DF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーは20日にアウクスブルクと対戦。ハノーファーは0-2で敗れ、またしても今シーズン初白星はならなかった。両選手はともに先発で出場し、地元紙『Hannoversche Allgemeine Zeitung』は攻撃の中心を担い68分までプレーした清武に「3.5」の及第点を与えたのに対し、フル出場の酒井宏には「5」と厳しい評価を下している。
各選手の地元紙による採点と寸評は以下の通り。(いずれも最高1点、最低6点)
■長谷部誠
対シュツットガルト(0-0△)先発出場、90+2分交代
『Frankfurter Rundschau』
採点:4
寸評:「悪質なタックルで早い時間帯にイエローカードをもらう。その後は、試合で存在感を発揮しようとしていたが、つねにそれが成功したわけではなかった。終了間際のコーナーキックがゴール後ろへと行ってしまったのは腹立たしい」
■清武弘嗣
対アウクスブルク(0-2●)先発出場、68分交代
『Hannoversche Allgemeine Zeitung』
採点:3.5
寸評:「清武がボールを持つと勢いが生まれ、ハノーファーのアクションに流動性を与えたが、それを上回っていたのが、彼のセットプレーだった。消耗したことで68分にベンチに下がらなければならなかった」
■酒井宏樹
対アウクスブルク(0-2●)フル出場
『Hannoversche Allgemeine Zeitung』
採点:5
寸評:「右サイドバックのこの選手は非常に攻撃的な動きをしたために、守備での役割が相当おざなりになっていた。彼が出したクロスは、最初の7本のうち6本が味方に届かず。彼の積極的な攻めから何が生み出されたのか? 後半になって集中力を取り戻したが、それでもあまりにも多過ぎるミスが目立っていた」
By サッカーキング編集部
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