シャルケ戦でフル出場したマインツFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW武藤嘉紀の所属するマインツは、13日に行われたブンデスリーガ第4節で、DF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、1-2で敗れた。フル出場した武藤が、試合後にコメントしている。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。
試合は、シャルケが37分に、右CKからカメルーン代表DFジョエル・マティプのゴールで先制。マインツは42分に武藤の折り返しから、ドイツ人MFクリスティアン・クレメンスのシュートのこぼれ球を同国人MFユヌス・マッリが押し込んで、前半の内に同点とした。しかし61分、オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールの得点でシャルケに再びリードを許すと、結局これが決勝点となり、マインツは1-2で敗れた。
武藤は試合後、「簡単に決めらてしまいました。セットプレーは気をつけていましたが、あそこで一発やられてしまいました」と先制されたシーンを悔やむと、「浮き足立っていたというか、集中できたところと、できなかったところの、格差があったんじゃないかと思います」と課題を明言。「相手のほうが、球際だったりハードワークしていたのが、今日のこの結果につながったんじゃないかと思います」と敗因を分析している。
そして、自身もゴールに絡んだ同点の場面については、「クレ(クレメンス)がスピードを落としたので、まずいと思いましたが、何とかフリーなのが見えていたので、ゴールにつながって良かったです」と振り返った。また、代表ウィーク明け直後の試合でフル出場を果たした同選手は、「最初はかなり重い印象がありましたが、辛い時間を乗り越えたら、後はよくなってきました。きつい部分は多少なりとはありましたが、今日のプレーには影響は無かったです」とコメントしている。
マインツは次節、18日にホームでホッフェンハイムと対戦する。武藤は、「今日は悔しい負け方をしたので、次はホームで絶対に勝ちたいです」と意気込みを語った。