新天地HSVでベンチが続く酒井 [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
ブンデスリーガ第4節が11日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVはボルシアMGと対戦し、3-0で勝利を収めた。
この試合にベンチ入りした酒井は、開幕から出場機会に恵まれていない。自身の置かれている状況については、「チームも上手く回っているし、両サイドバックも悪くない。替える必要がない点が一番大きいと思います。頻繁に選手が入れ替わるポジションではないので、チームや選手の状態が良いとそれが続くものです。今日の試合も内容が良かったので、スタメンに入るには少し難しい」と分析。ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えた。
酒井は今夏の移籍市場でシュトゥットガルトからハンブルガーSVへ移籍。チームを率いるブルーノ・ラッバディア監督は、酒井が2011年冬にシュトゥットガルトへ加入した際の指揮官で、今回の移籍はラッバディア監督の強い希望で実現したと言われていた。
かつての教え子に対しての評価は高く、レギュラー定着のチャンスもあると見られていたが、未だリーグ戦での出場機会はなし。酒井も「難しいの一言ですね。選手としてこういう時期はあるもの。やっぱり我慢の時かなと思っています。『焦っていない』って言ったら嘘ですけど、『焦ってもしょうがない』と思っている自分もいて。やっぱり難しいですね」とベンチを温める日々に焦りを感じている。
ハンブルガーSVは次節、ホームで日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。