ローマへの移籍が報じられたリュディガー(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
シュトゥットガルトに在籍していたドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの国外移籍がついに決まったと19日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
それによるとリュディガーの新天地はセリアAの強豪ローマ。18日、メディカルチェックを無事にパスした同選手は、そのまま契約書にサインを交わし、「ローマは本当に卓越したクラブだ。リュディ・ガルシアという素晴らしい監督もいる。僕は『トップレベルのチームでプレーしたい』という夢を持っていない選手を1人も知らない」とコメントしたという。また、ローマとリュディガーの契約は2020年まで結ばれ、同選手にかかった移籍金は1300万ユーロ(約17億6000万円)と見られている。
大金を得ることになったシュトゥットガルトだが、リュディガーが抜けたことによりCBのポジションには空きができてしまった。
同紙はその代役として、フィオレンティーナのDFダヴィデ・アストーリ、アイントホーフェンのDFヘクトール・モレーノ、ナポリのDFカリドゥ・クリバリらの名前を挙げている。また、すでにアレクサンダー・ツォルニガー監督はプレシーズンから、本来左SBであるアダム・フロウシェクをCBにコンバートしており、移籍金を別の用途のために残しておく可能性もあるという。