アウディカップを制したバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
アウディカップ2015の決勝が5日に行われ、バイエルンとレアル・マドリードが対戦した。
今回が4度目の開催となる同大会。4日に行われた試合で日本代表MF本田圭佑が所属するミランを下したバイエルンは、新加入のMFダグラス・コスタ、MFアルトゥーロ・ビダルが先発に名を連ねた。一方、トッテナムを破って決勝に進んだレアル・マドリードはFWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマが負傷の影響で大会に参加していないのに加え、この試合ではMFガレス・ベイルもベンチスタートとなっている。
まずは3分にバイエルンのトーマス・ミュラーがミドルシュートでゴールを脅かすと、対するレアル・マドリードもトニ・クロースがゴール正面からミドルを習うが、いずれも枠を捉えられない。
バイエルンは12分にも、ダヴィド・アラバがエリア外から左足で強烈なシュートを放ち、こぼれ球にフィリップ・ラームがヘディングで詰めたがここも枠の左にそれた。
スコアレスのまま迎えた後半も、バイエルンが攻勢に出る。61分には左サイドのアラバがグラウンダーのクロスを入れ、中央でロベルト・レヴァンドフスキが合わせたがミートしきれず先制点とはならなかった。
ようやく試合が動いたのは88分。バイエルンはエリア手前右でFKのチャンスを得ると、D・コスタが左足でシュート性のクロスを蹴りこむ。これにレヴァンドフスキが右足で合わせ、待望の先制点を奪った。
結局このゴールが決勝点となり、1-0でレアル・マドリードを下したバイエルンが優勝を果たしている。
【得点者】
1-0 88分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)