マインツは2部のハイデンハイムから、ニーダーレヒナー(左)を獲得した [写真]=Getty Images
日本代表FW岡崎慎司のマインツは13日、ブンデスリーガ2部のハイデンハイムから、24歳のドイツ人FWフロリアン・ニーダーレヒナーを獲得したと発表した。2019年までの4年契約。移籍金は明らかにされていないが、『キッカー』誌は200万ユーロ(約2億7800万円)と伝えている。
マインツは、5月30日に約300万ユーロ(約4億1700万円)とされる移籍金でFC東京の日本代表FW武藤嘉紀を獲得したのに続くFWの補強となった。
188センチと長身のニーダーレヒナーは、2013年からハイデンハイムに所属。3部から2部へ昇格した今季は、33試合に出場してリーグ3位の15得点。アシストも10をマークしてリーグ2位となるスコアポイントを稼ぎ、チームの2部残留に大きく貢献した(ハイデンハイムは8位でリーグ戦を終了)。
武藤と同じく来季からブンデスリーガに挑む同選手について、クリスチャン・ハイデルマネージャーは「ポテンシャルの高い選手を獲得して、ブンデスリーガに通用する選手として成長させるのが我々の哲学。彼も、成長する全ての条件を揃えており、チームに合う選手だと確信している」とコメント。
ニーダーレヒナーは、プレミアリーグのレスターへの移籍が噂される岡崎の後釜として以前から名前の挙がっていた選手。
だが、ハイデル氏は『Allgemeine Zeitung』の取材に対し「シンジが残留して、フロリアンが彼に続くオプションになるのであれば、とてもうれしい」と話し、岡崎の移籍とは無関係であることを強調している。
2人のFWを獲得し「攻撃陣はいい補強ができた」と述べたハイデル氏。
他のポジション、特にセンターバックの補強については「何かしらの手を打つことになるだろう」と、さらなる新戦力獲得の必要性を示唆した。