ヘルタ・ベルリンを率いるダルダイ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
FW原口元気とMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンは29日、チームを率いるパル・ダルダイ監督の続投が決定したとクラブ公式サイトで発表した。
クラブのOBでリザーブチームを指揮していたダルダイ監督は、2月5日に解任となったヨス・ルフカイ監督の後任として、トップチームの指揮官に就任。今シーズンのブンデスリーガ第20節からチームを率いて、4勝5分6敗と負け越したものの、1部残留は達成していた。
ダルダイ監督は、同サイトを通じて、「(続投で)合意に達し、信頼を得ていることにとても満足している。私はいつも言ってきたが、ファーストチームでの指揮は、とても心踊る仕事ということだけではなく、とても好きな仕事でもある。熱意を持って仕事に取り組むつもりだ。さっそく仕事を始めなければならない。やることはたくさんあるよ」とコメントしている。
なお、原口はダルダイ監督が就任後、第25節にチャンスをもらうと1ゴールの活躍を見せて、レギュラーに定着。第27節から最終節まで全8試合で先発出場していた。だが、一方の細貝は、ルフカイ前監督が率いていた第19節までは16試合で先発出場をしていたが、ダルダイ監督就任後はスタメンから外され、第22節から第33節はメンバー外。最終節で13試合ぶりの試合出場を果たしていた。
また、ドイツ誌『キッカー』によると、ハンガリー代表も率いているダルダイ監督は、7月13日に行われるユーロ2016予選をもって契約を解消し、クラブでの指揮に集中すると報じられている。