ブレーメン戦に出場した長谷部誠(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第31節が2日に行われ、日本代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトは敵地でブレーメンと対戦した。長谷部は先発、乾はベンチスタートとなった。
19分、フランクフルトにアクシデントが発生。ボールを奪いに行ったソニー・キッテルが負傷し、早くも交代カードを1枚使う。ピッチには乾が送り出された。直後、ブレーメンに決定機が訪れる。ヤネク・シュテンベルクが左サイドから入れたクロスにフランコ・ディ・サントが頭で合わせたが、惜しくも枠を外れる。
34分、ネルソン・バルデスがペナルティエリア内右から折り返したところ、ハリス・セフェロヴィッチがシュートで狙ったが、得点には至らず。前半をスコアレスで折り返した。
54分、ブレーメンはCKを獲得すると、クロスに反応したセバスティアン・プレドルがヘディングシュート。これをケヴィン・トラップが何とか片手で搔き出し、フランクフルトはピンチを凌ぐ。62分、左サイドでパスを受けた乾がドリブルでエリア内に持ち込み、そのまま右足シュートを放ったが、相手GKにキャッチされる。
均衡が破れたのは65分。CKからのクロスにダヴィー・ゼルケが頭で合わせると、ボールは相手GKの左脇でバウンドしながらネットに吸い込まれた。先制を許したフランクフルトは最後まで1点が遠く、試合は1-0で終了。ブレーメンが2試合ぶりの勝利を収めた。対するフランクフルトは連敗を喫し、6試合勝利がない厳しい状況となった。
次節、ブレーメンは日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと、フランクフルトはホッフェンハイムとそれぞれ対戦する。
【得点者】
1-0 66分 ダヴィー・ゼルケ(ブレーメン)