シャルケからの関心が報じられたレアルのMFケディラ [写真]=Getty Images
今シーズン限りでレアル・マドリードと契約が切れるドイツ代表MFサミ・ケディラの獲得を目指し、DF内田篤人のシャルケが熱い視線を注いでいるようだ。25日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙によると、シャルケのマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏は、すでにケディラ本人、そして同選手の代理人イェルク・ノイバウアー氏に対し、獲得へ大きな興味を持っていることを明らかにしたという。また、同クラブのクレメンス・テンニース会長も先日、ドイツ誌『スポーツビルト』とのインタビューで「我々はトップレベルの選手を集めるよう努力していく。我々にはそれができる」と語っており、大物選手の補強をファンに約束していた。
しかし事はそう簡単にはいかないようだ。
『ビルト』は「シャルケにとっての問題は、移籍金なしとはいえ、給料が高すぎる」としている。現在同クラブの最高年俸はガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングの800万ユーロ(約10億8000万円)となっているが、能力も実績も十分なケディラにはそれ以上の給料が必要とのこと。
さらに同選手はかねてからプレミアリーグでのプレーを希望しており、自身を重用してくれたジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーや、アーセナルなどが有力な移籍先としてその名が挙がっている。