シュトゥットガルトのMFモリッツ・ライトナー [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトの元U-21ドイツ代表MFモリッツ・ライトナーが指揮官から雷を落とされた。21日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在ポルトガル・ラゴスで合宿中のシュトゥットガルトだが、事件が起きたのは19日のこと。同紙によれば、ゲーム形式の練習を行っている際、ライトナーは審判の判定に納得がいかず文句を言ったという。そして、フーブ・ステフェンス監督はそれに激怒し、「口を閉じろ!走りに行け!」と命令。同選手からビブスを奪い、ピッチから退場させてしまった。
さらにその場で「明日も朝6時に走るからな!」と追加注文をした指揮官は『ビルト』に対し、「彼は今日のトレーニングを途中で終えた。その部分はちゃんと埋め合わせなければならない」と話したという。
ライトナーの“朝練”は20日午前5時56分にスタートし、同選手はステフェンス監督やフィットネスコーチらが見守る中、ランニングマシーン20分間走、筋トレ、体幹トレーニングなど1時間のメニューを無事に消化したそうだ。