バイエルンの本拠地「アリアンツ・アレーナ」[写真]=Bongarts/Getty Images
14日、バイエルンは本拠地であるアリアンツ・アレーナの最大収容人数増加が、ミュンヘンのLBK(建設委員会)に受諾されたと発表した。今後は、ブンデスリーガのホーム戦で最大7万5000人を動員できるようになる。
これまでのアリアンツ・アレーナの収容人数は約7万1000人。バイエルンは昨夏に改修工事を行い、南側ブロック1階の座席を立ち見にすることで約2000席を増設し、使用されていなかった記者席も観客席へと改装した。UEFA(欧州サッカー連盟)主催の大会では立ち見席の使用が禁止されているが、増席により、チャンピオンズリーグでもこれまでの6万8000人から最大7万人の観客動員が可能になった。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、「これからはバイエルンの試合を見たいというファンに、より多くの観戦機会を提供できることができる。非常に嬉しく思っているよ」と喜びを示している。
2月3日に行われる、ブンデスリーガ第19節シャルケ戦から7万5000人の観客動員が開始。観客収容人数増加の許可は、一先ず2015年7月末まで有効となっている。