ヴォルフスブルクのMFヴィエイリーニャ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが、ヴォルフスブルクのポルトガル代表MFヴィエイリーニャの来夏獲得を目指しているという。10日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ヴィエイリーニャとヴォルフスブルクの契約は今季終了後に切れるが、ここまで両者は契約更新に至っていない。『ビルト』によるとその理由は、同選手の要求する給料とクラブ側が提示している金額に相違があるためだという。仮にこのまま交渉がまとまらなければヴィエイリーニャはフリーの身となり、「獲得に移籍金が発生しなくなるというところにシャルケが目を付けた」と同紙は記している。
また、これまでシャルケの右サイドハーフはペルー代表MFジェフェルソン・ファルファンの定位置だったが、同選手は負傷により今季の出場はいまだに0。また31歳という年齢のせいか、当初の予定よりも復帰が遅れており、チーム練習合流は2月に先延ばしされている状態。そのため『ビルト』は、「来季以降を考えた場合、ファルファンの穴埋めとして同じサイドアタッカータイプのヴィエイリーニャは、まさにうってつけの人材」としている。