フランクフルトのDFマルコ・ルス(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトのDFマルコ・ルスに16万ユーロ(約2240万円)の罰金が科された。8日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙によるとルスは、ドイツ西部のリンブルク郊外を速度超過で走行したため、裁判所への出廷を求められていたが、「病気により向かえない」という旨が書かれた(チームドクターではない一般の)医者の診断書を送付し、裁判所に現れることはなかったという。
しかしその日の晩、フランクフルトは練習試合を行い、これに同選手も出場。そのためリンブルク地方裁判所は、診断書に書かれていた内容を“偽証”と判断し、罰金が上乗せされた模様だ。
『ビルト』の取材に対し、ルスはこう釈明している。
「僕は間違いを犯した。それを正すつもりだよ。だから減額の要求などはせずに、罰金を全て支払うつもりだ」
近日中に罰金を支払う予定だというルスには、14日に2回目の出廷命令が出ている。だがチームはその前日にキャンプのためアブダビに出発する予定となっており、同選手は遅れて合流するものと見られている。