今年4月までニュルンベルクで指揮を執っていたフェルベーク監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
MF田坂祐介が所属するボーフムは、今年4月までニュルンベルクで指揮を執っていたオランダ人ヘルトヤン・フェルベーク氏を新監督として迎え入れることを発表した。22日、クラブ公式HPが伝えている。
ボーフムは成績不振や幹部との衝突を理由に9日、ペーター・ノイルーラー前監督を解任。ここ3試合はコーチのフランク・ハイネマン氏が暫定的に監督を務めていた。
スポーツ・ディレクターのクリスティアン・ホッホシュテッター氏は22日に行われた就任会見で、同監督との契約締結に喜びの表情を浮かべ、「彼のサッカー哲学は我々と一致している。モダンな監督であることは、彼のキャリアでも証明されている。非常に魅力的かつ成功へつながるサッカーを展開してくれる人物だ」と話した。
またフェルベーク新監督も「ボーフムはブンデスリーガでの経験も豊富な伝統あるクラブだ。来年1月5日からこのチームを指揮できることを楽しみにしている。これまでに2回、ザンクト・パウリ戦とアウエ戦を見たが、ファンの熱狂ぶりは素晴らしい。我々はこの高揚感をさらに燃えさせていかなければならない」と、その抱負を語っている。
フェルベーク氏は、日本代表MF清武弘嗣や同MF長谷部誠らが在籍していたニュルンベルクで、2013年10月下旬から今年4月下旬まで監督を務め、5勝5分12敗の成績だった。