得点した乾(右2番目)を祝福する長谷部(背番号20) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第12節が22日に行われ、ボルシアMGと日本代表MF長谷部誠、同FW乾貴士の所属するフランクフルトが対戦。長谷部、乾ともに先発出場となった。
試合は開始5分、ボルシアMGのホーヴァル・ノルトヴェイトがミドルシュートを放つと、ブロックに入ったバスティアン・オツィプカに当たってコースが変わり、ゴールイン。ホームのボルシアMGが先制する。
公式戦5連敗中のフランクフルトは先制点を許してしまうが、後半に息を吹き返す。54分、右サイドの乾から、中央のハリス・セフェロヴィッチ、左サイドのマルク・シュテンデラとグラウンダーのパスでつなぎ、そのままシュテンデラが右足でゴール左へミドルシュートを決めて同点とする。
さらに3分後、シュテファン・アイグナーのシュートがモルしアMGのGKヤン・ゾマーに防がれたところをアレクサンダー・マイアーが押し込んで、逆転に成功。73分には、ゾマーからのDF陣のパスを高い位置でカットすると、最後は乾がゴール正面の位置から右足で狙いすましたミドルシュートをゴール右へ決めて、突き放す。11月14日のホンジュラス戦で日本代表初得点を含む2得点を挙げた乾は、今シーズン、クラブでの公式戦初ゴールとなった。
試合はそのまま終了。3-1でフランクフルトが勝利し、公式戦の連敗を5でストップした。ボルシアMGはリーグ戦2連敗。
【得点者】
1-0 5分 ホーヴァル・ノルトヴェイト(ボルシアMG)
1-1 54分 マルク・シュテンデラ(フランクフルト)
1-2 57分 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト)
1-3 73分 乾貴士(フランクフルト)