ゴールを決めた清武(中央)に駆け寄る酒井(左)とブリアン(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が7日に行われ、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーが対戦した。4名はともに先発出場となった。
試合は15分、ハノーファーは右サイドからの浮き球のパスに反応したレオナルド・ビッテンコートが、エリア内で後ろからのボールを胸トラップしダイレクトボレーを放つが、これはGKトーマス・クラフトが左足で防いだ。一方のヘルタ・ベルリンは右サイドからのクロスをサロモン・カルーがヘッドで落とすと、原口が反応しシュートを放つが、枠をとらえられない。
試合はスコアレスで前半終了かと思われた44分、ハノーファーが右サイドからのCKを獲得し、キッカーは清武。ファーサイドにいたジミー・ブリアンが右足で合わせると、ボールはゴール右隅に突き刺さりゴール。ハノーファーが清武のアシストで先制に成功して折り返した。
後半に入って56分、相手中央でボールを受けた清武が、前のビッテンコートにパス。そのままエリア内に走りこんだ清武がビッテンコートの折り返しをもらい、フリーでシュートを放ちネットを揺らす。しかし、その前の清武からビッテンコートへのパスがオフサイドの判定でノーゴールとなった。
しかし76分、ヘルタ・ベルリンDFのミスから高い位置でボールを奪ったハノーファー。ビッテンコートがボールを受けて、右サイドをフリーで走り上がっていた清武にパスを出す。清武は自分で持ち上がり、エリア内に入ると、切り返してDFをかわし左足を振り抜く。ボールはGKクラフトが触れるが、ゴール右に決まり、追加点。清武のゴールでハノーファーがリードを広げた。
試合はそのまま終了し、ハノーファーが清武の1ゴール1アシストの活躍でヘルタ・ベルリンに2-0の快勝。原口は74分で、清武も87分で途中交代し、細貝と酒井はフル出場している。