アウクスブルク戦に出場した際のカドレツ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
20日に行われたブンデスリーガ第4節で、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと、同代表MF長谷部誠、MF乾貴士が所属するフランクフルトが対戦した。同試合の前にフランクフルトのチェコ代表FWヴァーツラフ・カドレツが、先発メンバーの陣容など、ミーティングの内容を自身のツイッターに公開していたと、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
今回の件について、フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)は、「スターティングメンバーの内容は秘密にしなければならない。彼もスタメンから外れて失望してしまったのだろうけれど、彼がやったことは意義深いものだとはとても言えない」と憤慨。また、チームを率いるトーマス・シャーフ監督も「彼のやったことが選手個々にどれほどの意味を持つものなのか、はっきりさせなければならない」と語り、カドレツと話し合いの場を設ける意向を示している。
試合ではシャルケに2人の退場者が出たため、フランクフルトは攻撃の手を強めて得点を狙える状況にあったが、お灸を据える意味もあってか、ベンチ入りしていたカドレツに出番はなかった。