負傷離脱を強いられることとなったヘーヴェデス [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは16日、同クラブの主将でドイツ代表DFのベネディクト・ヘーヴェデスが腰の負傷により数週間離脱することを発表した。
当初、イェンス・ケラー監督が、「もし医師が『リスクはない』と言えばベネ(ヘーヴェデス)もロンドンへ飛ぶ」と話していたように、ヘーヴェデスは17日に開催されたチャンピオンズリーグ、グループステージ第1節のチェルシー戦に臨むメンバーとして数えられていた。
しかし同選手は、ロンドンへ向かうチームから離れてミュンヘンに飛び立ち、ドイツ代表のチームドクターを務めるミュラー・ヴォールファールト医師の下で診察を受けた。結果、腰の筋肉に一部断裂が見つかり、全治数週間を要することが明らかになったという。
これで、ブラジル人DFフェリペ・サンターナ、カメルーン代表DFジョエル・マティプ、そしてヘーヴェデスが不在となり、センターバックを本職とする選手はU-21トルコ代表DFカーン・アイハンとU-19ドイツ代表DFマーヴィン・フリードリッヒのみ。しかし後者はまだ、今シーズンにU-19から昇格したばかりの若手であるため、ケラー監督はチェルシー戦のセンターバックに本来ボランチのドイツ代表MFロマン・ノイシュテッターを配置するという苦肉の策をとっている。
シャルケは、内田とボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラジナツの両サイドバックも負傷で欠いており、最終ラインのレギュラー格が全員欠場という緊急事態。ドイツ紙『デア・ヴェステン』によると、昨シーズン、ドルトムントが元ドイツ代表DFのマヌエル・フリードリッヒを緊急補強したように、既にシャルケのチームマネージャーであるホルスト・ヘルト氏は、現在無所属となっている選手の中で戦力になりそうな人材を探し始めているとのことだ。
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