練習試合で先発し、実戦復帰を果たした内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは4日、TSVシュタインバッハ(6部)と練習試合を行い、6-0で勝利を収めた。内田は先発し、前半だけプレー。シャルケの一員としては実に207日ぶりとなるカムバックを果たしている。
2月9日、対ハノーファー戦で太もも裏の肉離れを負い戦列を離れた内田は、驚異的な回復を見せてブラジル・ワールドカップに出場。しかし今夏、チームに合流してから膝蓋腱炎を発症し、再び個人での調整が続いていた。
4日、ドイツ紙『ビルト』が報じた内容によると、現役時代に同じく膝蓋腱炎に悩まされたチームマネージャーのホルスト・ヘルト氏は、内田について「我々にとって非常に重要な選手だ。だからこそ、慎重にならなければならない。『今日痛くても、明日は痛くない』なんてこともザラにある。慢性的な痛みに苦しめられる可能性があるため、安易に考えてはいけないんだ」と話しているという。また、同紙は、「最悪の場合、膝蓋腱を除去する必要があり、その後はひざをまっすぐ伸ばすことも不可能になる」とも、記している。
しかし、同マネージャーが話したように、内田がシャルケの重要な戦力と考えられているのは明らか。同選手が開幕に間に合わないことが判明しようとも、同クラブは今夏、右サイドバックの補強を行っていない。
13日に行われるブンデスリーガ第3節のボルシアMG戦で内田が復帰できるか、イェンス・ケラー監督を含め、首脳陣は注意深く見守っていくようだ。
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