開幕戦、先制を喜ぶフランクフルトの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
23日、2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が行われ、日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトとフライブルクが対戦。長谷部と乾がともに先発出場した。
試合は14分、ネルソン・バルデスからのパスを受けたハリス・セフェロヴィッチがゴール左隅に流し込みフランクフルトが先制に成功する。追いつきたいフライブルクは34分、マイク・フランツがシュートを放つもフランクフルトの堅い守備を前にゴールを奪うことができない。
その直後、セフェロヴィッチがボールを奪うと一気に駆け上がり乾にパス。ペナルティエリア内でパスを受けた乾が切り返しシュートするも相手DFに当たってしまう。すかさずルーカス・ピアゾンがこぼれ球に反応するも、ボールは枠を捉えることができず、前半はフランクフルトの1点リードで折り返す。
フライブルクは後半開始から、フランツに代えてフェリックス・クラウスを投入する。49分、フライブルクがペナルティエリア外左でFKを獲得。ジョナタン・シュミットが直接ゴールを狙ったがキーパー正面で止められ、チャンスを活かすことができない。57分には、乾の浮かせたパスにネルソン・バルデスがヘディングで合わせるもロマン・ビュルキのファインセーブに阻まれてしまう。
フランクフルトは63分、マルティン・ラニヒに代えてカルロス・サンブラーノ、68分には乾を下げアレクサンダー・マイヤーを投入する。一方、フライブルクもカリム・グエデとメンスル・ムイジャを交代。追加点が欲しいフランクフルトは79分、コンスタン・ジャクパがCKから直接放ったシュートは、ゴールラインぎりぎりで搔き出されてしまう。両チームともに、得点を奪うことができず試合は終了。フランクフルトがホームで開幕戦勝利を飾った。
長谷部はフル出場、乾は68分までプレーしている。フランクフルトは次節、アウェーでウォルフスブルクと、フライブルクはホームでボルシアMGと対戦する。
【得点者】
1-0 14分 ハリス・セフェロヴィッチ(フランクフルト)