20日の練習に参加しなかったボアテング(左)とフンテラール(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
18日に行われたDFBポカールで、3部リーグ所属のディナモ・ドレスデンを相手にまさかの敗戦を喫した同クラブは20日、チーム練習を再開したが、そこに2人の主力選手の姿はなかった。
ドイツ紙『Revier Sport』によると、ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングは胃腸炎を患い、練習をキャンセル。そして、オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールは、ディナモ・ドレスデン戦で相手選手とひざをぶつけたため、練習には参加せず、静養に努めたという。
同紙によると、23日に行われるブンデスリーガ開幕戦のハノーファー戦には両選手とも間に合う予定とのこと。だが、フンテラールはブラジル・ワールドカップの影響でチーム合流が8月上旬までずれこんでしまい、何よりもまずコンディションを上げていかなければならない状況だけに、不安は募る。
個人調整を続けていた内田が、同日のチーム練習に合流したのは吉報だが、3部のクラブ相手に敗れ、さらにエースが負傷。シャルケは今まさに“泣きっ面に蜂”といった状態にある。