バイエルンとの契約を2年延長したミュラーとラーム(右) [写真]=Getty Images
バイエルンは11日、ドイツ代表のDFフィリップ・ラ―ムとMFトーマス・ミュラーの2人と、契約を2年延長したと、クラブ公式HPで発表した。
両選手は共に、新しく2年の契約を結び、ラームは2018年の6月30日まで、ミュラーは2019年の6月30日までの延長となった。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長は、チームで重要な役割を担っている両選手との契約を完了し、喜びを以下のように語った。
「ラームとミュラーの両選手はバイエルンのチームにとって、とても重要なメンバーだ。2人のキャリアが始まって以来ずっと、このクラブに対して忠誠心を持ってくれている。そしれこれからも重要な役割を担ってくれるだろう。我々は彼らが長い期間クラブに尽くしてくれていることを、とても嬉しく思っている」
「今は彼らがブラジルのワールドカップで成功することを願うよ。そしてドイツ代表がトロフィーを勝ち取れるよう幸運を祈っている」
30歳のキャプテン、ラームは、この契約が最後になると次のように明言している。
「クラブと僕のマネージメントチームが同じ時期に交渉を開始することを決めたんだ。両サイドが契約延長にとっていいタイミングだと考えたのだろう。間違いなくこれが最後の契約で、バイエルンでキャリアを終えるつもりだよ。いつも望んでいたことだ。とても満足しているし、嬉しいよ」
一方24歳のミュラーも、同クラブでキャリアを積んでいくことに自信を持っていると、以下のようにコメントしている。
「ワールドカップ開幕直前で、2019年までバイエルンとの契約を延長できてとても嬉しいよ。クラブのマネージメントについて、とても良い話ができた。僕自身が正しい場所にいるとはっきりわかったよ。このクラブの計画のなかで、僕がとても重要な要素なのだと感じている。2000年からバイエルンは僕のクラブで、これからもそれは変わらないよ」
ラームとミュラーは、共にブラジル・ワールドカップに臨むドイツ代表に選出されており、本大会でグループGに属し、16日にポルトガル戦で初戦を迎え、21日にガーナ戦、26日にアメリカ戦を行う。