ニュルンベルクの2部降格が決まった [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第34節が10日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと、同代表MF清武弘嗣、同MF長谷部誠の所属するニュルンベルクが対戦した。ニュルンベルクは1-4で敗れ、17位が確定。2007-2008シーズン以来の2部降格が決定した。
ニュルンベルクは清武がベンチスタートで最後まで出場機会はなく、ひざの負傷で戦線離脱していた長谷部は先発。昨年12月21日のシャルケ戦以来、約4カ月半ぶりの復帰を果たし、フル出場した。
ニュルンベルクの降格は通算8回目で、国内史上最多となった。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。ブンデスリーガ優勝9回を誇るニュルンベルクは、1968-1969シーズンに初の2部降格。以降の9シーズンを2部で戦い、1977-1978シーズンに2位に入って1部昇格を果たしたが、翌1978-1979シーズンで17位に終わり、2回目の降格となった。
1979-1980シーズンは2部優勝を果たし、1年での1部復帰を決めた。1980-1981シーズンから4シーズンは1部でプレーしたが、1983-1984シーズンに3回目の降格となる。しかし、翌1984-1985シーズンにまたも1年での1部復帰を決め、1993-1994シーズンまでの9シーズンは1部で戦った。
以降は成績が安定せず、昇降格を繰り返す時期が続いた。1995-1996シーズンには、2部で17位に沈み、初めて3部へ降格。翌シーズンで3部優勝を果たすと、2部復帰1年目の1997-1998シーズンには3位に入り、2シーズン連続の昇格で1部復帰を果たした。しかし、1998-1999シーズンは1部16位で、またも2部へ降格。5回目の降格から2シーズン目の2000-2001シーズンに2部を制覇し、1部へ復帰。しかし、昇格2シーズン目の2002-2003シーズンに17位に沈み、6回目の降格となる。
2003-2004シーズンは2部で優勝し、2004-2005シーズンから1部で戦ったが、2007-2008シーズンで16位に終わり、7回目の降格が決まる。翌2008-2009シーズンで1部昇格を決め、今シーズンまで1部に所属していた。
ニュルンベルクの降格は、1部から2部が7回、2部から3部が1回。2部降格から1年での1部復帰は4回を数える。