得点王の座を争うマンジュキッチ(左)とレヴァンドフスキ(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガも残り2節となり、得点王争いでは来シーズンのバイエルンのエースの座を懸けるとも言える、2選手がしのぎを削っている。
現在、バイエルンのエースであるクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチと、来シーズンからそのバイエルンに加入することが決定しているドルトムント所属のポーランド代表FWレヴァンドフスキが、ともに18得点を挙げて、首位タイとなっている。
マンジュキッチは、昨シーズンからバイエルンでプレーし、15得点を記録すると、チームの三冠に大きく貢献した。今シーズンもジョゼップ・グアルディオラ新監督下で、29試合(先発20試合)に出場している。
一方、2010年からドルトムントに所属するレヴァンドフスキは、レギュラーに定着した2011-12シーズンからチームのエースとしてドルトムントをけん引してきた。しかし今年1月に契約満了とともに、翌シーズンからバイエルンへ移籍することを発表している。
レヴァンドフスキの加入が決まるとともに、各メディアはマンジュキッチが出場機会の減少を危惧し、他クラブへ移籍する可能性を報じており、現エースと新エース候補のタイトル争いに注目が集まる。
なお、16得点でドルトムント所属のドイツ代表MFマルコ・ロイスと、来シーズンからドルトムントに加入するヘルタ・ベルリン所属のコロンビア代表FWアドリアン・ラモス、ニュルンベルク所属のスイス代表FWヨジップ・ドルミッチが3位に並んでいる。
マインツ所属の日本代表FW岡崎慎司も14得点を挙げ、ランキング8位タイにつけており、残り2試合で固め打ちができれば、さらなる上位進出も可能だ。