後半、貴重な同点ゴールを決めたホッフェンハイムFWフィルミーノ(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が29日に行われ、バイエルンとホッフェンハイムが対戦した。
前節、ドイツ史上最速となる7試合を残して3月中にリーグ2連覇、通算24回目の優勝を決めたバイエルン。優勝決定後初のホームゲームでは、4月1日にチャンピオンズリーグのマンチェスター・U戦を控えていることもあり、マヌエル・ノイアーやフィリップ・ラーム、マリオ・マンジュキッチらがベンチスタートとなった。
試合は23分、アントニー・モデストの得点でホッフェンハイムが先制すると、2分後にバイエルンはチアゴ・アルカンタラの負傷でラームを投入。31分にジェルダン・シャキリのクロスからクラウディオ・ピサーロがダイビングヘッドで決めて、バイエルンが同点とすると、3分後にはシャキリ、40分にピサーロが得点し、一気に突き放す。
しかしホッフェンハイムも前半終了間際の44分にセナド・サリホヴィチがゴール正面やや左で獲得したFKを左足で鮮やかに決め、1点差に詰め寄る。
後半に入り迎えた75分、カイ・ヘアドリングのスルーパスに抜けたロベルト・フィルミーノがゴールへ流し込み、ホッフェンハイムが同点とする。その後両チームは勝ち越し点を奪うことはできず、3-3の引き分けに終わった。
バイエルンは昨シーズンから続くリーグ不敗記録を53試合としたが、連勝記録は19試合でストップすることになった。