直接対決は、ニュルンベルクに軍配が上がった [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第27節が26日に行われ、日本代表MF長谷部誠、日本代表MF清武弘嗣の所属する17位のニュルンベルクと、日本代表DF酒井高徳の所属する15位のシュトゥットガルトが対戦。ホームのニュルンベルクが、2-0で勝利を収めた。
残留を争うチーム同士の激突となった一戦を、両チームの指揮官が振り返った。ブンデスリーガの公式HPが伝えている。
勝利を収めたニュルンベルクのヘルトヤン・フェルベーク監督は、「序盤は本当の意味での残留争いだった。互いにミスが多かった。相手のシュートがクロスバーを直撃したのは多少運があった」とコメント。スイス代表FWヨジップ・ドルミッチが43分に挙げた先制点を振り返り、「いい時間に得点できた。ドルミッチ素晴らしかったね」と語るとともに、「後半はスペースができた。相手が再び勢いを取り戻してきたときに、追加点を奪えた。その後は組織的にプレーでき、最後の30分は非常に良かった」と、完封勝利を評価した。
一方で、敗れたシュトゥットガルトのフーブ・ステフェンス監督は、「非常に残念」と語るとともに、敗因に言及した。
「最初はうまくやっていた。20分くらいからはサッカーでなく、ロングボールを蹴るだけだった。ニュルンベルクの方が残留争いについてよく分かっているようだね」
今節の結果により、勝ち点26となったニュルンベルクは残留圏内の14位にジャンプアップ。対するシュトゥットガルトは、同24のままで自動降格圏の17位に転落した。